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棋士

今同じプロジェクトに在籍している、自分より年上だが、体制図的には部下に当たる方に言われた一言。自分が王や飛車、角にならなくても、将棋の駒をうまく配置し、勝負に勝つために頭を使う棋士になる、と言う選択肢もあるのではないか?歩や桂馬だって、使いようよっては金になり得るし金になれなくても、歩で王手だって出来るし、歩で相手を負かすことも出来るって。すごくわかりやすくて、心に響いた。20台半ばの頃は、自分が飛車や角、しいては王になることを目標として日々やってきたような気がする。30台になり、マネジメントや人の管理などを任されるようになり、徐々にその方が自分の力を発揮できるようになってきた。決められたフィールドのなかで駒をうまく使いこなす人こそ、必要とされているんじゃないかなって思う。最近思い描いていた方向性に間違いが無いことを確信する言葉でもあった。幸い今の職場は、個々に役割を与えその中で伸び伸びと自分でプロセスを考え、答えを導き出すことが出来る。もちろん責任だってあるし、成果を出さなければならないプレッシャーだってある。その人の言葉を胸に更なる進化を遂げたい。

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