家の裏にあったお気に入りのお好み焼き屋がつぶれちゃった。
お気に入りといっても4回しか行ったことないんだけど。
引っ越してきてすぐ行ったから、想い出に残ってる。
店に入ると普通の家で、どう見ても趣味でやってるとしか思えなかった。
いつも客はガラガラ。
でもおばちゃんがいい雰囲気で、一緒に飲んじゃったりして
楽しかったな。
いつも居る外人さん(たしかキャシー)も乾杯一緒にしたっけ。
いつも嫁はぐでんぐでんになるまで飲んでたな。
商売人って、ホント少しの努力で客を愉しませる事ができる。
結局はその人の人柄なんだろうけど。
そういう心意気が嬉しかったお店だな。
おばあちゃんも八百屋→ラーメン屋と商売人だったから
少しは血を引いてるかもしれんね。
自分が嬉しいのより、相手が喜んだ顔を見るほうが何倍も嬉しい。気持ちがいい。
すでに店舗募集の札が立ってて
寂しい家路に着いたのでした。