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老いを認めるということ

白髪が増えた
涙もろくなった
おっぱい派からおしり派への転向
枕から親父のにおいがする
汗をかくとたまにカレー臭がする
何かの拍子に関節が鳴る
すぐ「よいしょ」って言う
徹夜がつらい
疲れが翌日に残る
これらを考慮すると、俺はとうとう「おっさん」の域に入ってきた。
顔は老けているし体型は28歳には見えないが、列記とした28歳なのである。
小さい頃28歳はおっさんではないと思った。
しかしながら今の俺は「おっさん」であることを認めざるを得ない。
まぁそれはいいのだが、さすがに歳を感じるようになった。
歳を食うのは、寂しいことも多いが意外に良い事も多い。
まず歳を取るにつれて、
親のありがたみを感じることができるようになった事
昔はバリバリ働いていて、何でも知っていた博士だった親父が
今は白髪頭で、俺にパソコンや家電の使い方を習っている。
そのくせ「自分で何でもできる。」と言った空気を醸し出しているんだけど、
それがまた良い。何でも話せる仲になったし、本当に親父の子供でよかった、と思う。
お袋もしょっちゅう電話くれてよく一緒にお酒を飲む。嫁と仲が良いし、
みんなでいると、幸せな空気に包まれる。昔はこんな気持ちは無かった。
小学生の時、毎週末キャッチボールしていた事とか懐かしんじゃって涙ぐんだり。
次に、新しい味に出会えたって事
油ものがだめになった。多分味覚というか、好みが変わったんだと思う。
昔は嫌いだった、煮物や煮魚が旨い。お新香だけでお酒が飲めちゃったり。
嫌いだったナス、トマト、しいたけが食べられるようになった。
食の幅が広がった。
一番大きいのが、自分という人間を形成する事ができたって事
昔に比べて頑固になったし、しっかりとしたポリシーとビジョンを持つことができるようになった。
まだ未成熟な部分もあるが、そこをどう成長させていくかはすごく楽しみでもある。
未だ歳を取らないと大きな仕事を任せられない、という企業も多く
そろそろそれを求められる年代になってきたと思う。
こればっかりは年輪を重ねていかないとどうしようもないことだと思う。
何かで読んだんだけど
「老いるという事はその瞬間瞬間が初体験である」って。
なるほどって最近感じる。
老いることを嫌に思うこともあるけれど、その都度それを認めて
その中で何か新しい発見をすることができたら、これからの人生はより一層楽しいのではないか。

2 Responses to “老いを認めるということ”

  1. ピルロ より:

    SECRET:
    PASS:
    自分は、今年、27歳になりますが、若くないと常に感じています。
    筋肉痛も2日後に来ますし。10代20代前半の体力がなつかしいです。
    でも、まだ、お互いに老け込む年齢では、ないので、ジム通い、常に若い気持ちで、頑張りましょう。

  2. debuya より:

    SECRET:
    PASS:
    疲れが取れませんな。
    若くないことを実感してるよw
    ジム気になっているので
    今度嫁と一緒に行ってみます。

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