すごく大切な後輩が居て、
最近、なんだか不思議な「縁」だなぁ、と感じたことがあったので書いてみます。
この間会社を辞めてしまったんだけど、
前々職の部下を在籍していた会社へ、スカウト(ヘッドハンティング)した。
呼んだ理由は、若いのにしっかりした考えを持った人格者であり、
眼光鋭く、何よりも私の話に耳を傾けてくれて、言ったことをすぐ実践して見せてくれた。
すごくありがたい私のフォロワーであった。
今ではだいぶ懐かしいが、ITmediaでの、全12回にわたるJavaの記事連載は、
彼の後押しがあったからこそ為し得たことだと思っている。
前々職は、主に客先常駐勤務だったんだけど、
プロジェクトで疲弊していた若手社員に刺激を感じて欲しくて、
IT系企業の集まる展示会へ行って、そこで感じたことをプレゼンしてもらった。
チームに分かれてでの発表だったけど、彼のプレゼン資料は単純に感想が文字で並べられていて、
話し方も、モゴモゴして聞き取りにくかったのを覚えている。
しかし、
ついこの間、彼の結婚式に参列させてもらった感じたのだが、
その時からは想像も出来ないくらい成長していた。
直立し、遠くを見据え、きちんとした聞き取りやすい口調で、
列席者に対しての挨拶が出来ていて、すごく感動した。
ちょっと、親になったような気分で、
気がつくと思わず涙をこぼしてしまっていた。
そんな彼も、4月から新しい職場で働くことになっている。
まだまだな部分はあるんだけど、
そこは、これからまだ身につけられると思うんで、がんばって欲しいです。
その彼が次に決めた会社は、
そう、私の大学時代からの友人の会社です。
そんなことになることを知るよしもなく、
後輩と、友人が初めて会ったのが、去年の夏くらいでしょうか。
今思うと、そのときから巡り合わせが決まっていたのかも、なんて。
すごく偉そうに聞こえるかもしれないけど、
彼の今後の人生がすごく心配だったので、本当に信頼できる友人のところでよかった。
私もがんばらなくては!