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Archive for 9月 13th, 2005

無気力人間

火曜日, 9月 13th, 2005

先日オヤジと二人きりで車に乗る機会があって、相談した。
「あきらめて、平々凡々な生活をするのもひとつの手じゃないか?」
「お前は天才でも、秀才でも無いんだから。いつかそういうときが来ると思うよ。」
オヤジの言葉、胸に響いた。
最近、思いっきり腐りまくってる。
仕事のせいにしていたけど、どうやらそうでもないことに気がついた。
ここのところ生産性のある仕事を全くしていなく、すこし語弊はあるが
誰だってできるようなことをやっているからだと思う。
その誰だってできるような仕事すらろくにできない俺はやっぱり腐っているんだと自覚し始めた。
普段えらそうなこと行っているのにも関わらず、こんな自分が居るのには正直自信をなくし始めても居る。
前職のプロジェクトは本当に最高だった。自分の中の輝かしいキャリアとして残っている。
自分の好きなようにやらせてもらい、チーム全体が目標を共有してて
それに向かって我武者羅に突き進んでいた。
そんな環境を求めて、飛び出したが
この有様。
働くということの本質も忘れつつある。
プライベートにまで響いていて、嫁にも励まされたりして。ちょっと情けないね。
仕事を家に持ち帰る、なんて社会人として失格だね。
たぶん自分がダメなんだと思う。
勝手に自分の中で作り上げた価値観の中で、これは良い、これはダメ、見たいな感じで選んでしまっている気がする。
大きなフィールドでは、ひとりの意見も埋もれがちで
小さな歯車のひとつとして機能する。その小さな歯車は、いくらでも代わりが居るんで合って
その人で無くてもかまわない。
ただただ、その歯車の役目を果たしていれば何も問題は無い。
一方狭い所だと、ひとりひとりの役割、志向がすぐに影響してしまい、
大きな歯車を担わないとならない、その大きな歯車に代わりは無く
縦横無尽に駆け巡ることができる。
その分、リスクも大きく責任重大となる。
でも、でかいところに来て初めて気が付かされたのが、
大きなフィールドではなく、狭い中に居た方が良かった、という事
責任のある仕事を任され、それとともに技術を吸収し次に移る。
そしてまた、新しい技術が必要となり、それを吸収し成長する。
そんな4年半を過ごしてきたから、勝手に身についてしまったのかもしれない。
果たして今のままで、この欲望を満たすことができるのかな。
自分自身の問題だけなのかな。
今日の午後は腐らないようがんばってみる。
なんらかの道しるべ、アドバイス、誹謗中傷なんでもいい。勇気のある人が居たら意見ください。


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